狐闇
テポドン騒ぎから一晩あけましたけど、皆さんいかがお過ごしでしょうか(笑)?
北森鴻 「狐闇」(講談社文庫)です。
所謂「冬狐堂シリーズ」長編2段目って事なんでしょうが、前作『狐罠』の真作、贋作の骨董品業界的なミステリー(なんか違うかも)と打って変わって歴史サスペンスっぽい様相を呈していました(笑)。
どっちかというと、全くの不案内な骨董業界の事を書いてある『罠』も方が興味惹かれるというかなんと言うか……
北森鴻の『蓮杖那智』ものは好きで読んでいたんですけれどジャンキーのあいつらからの紹介を得て読んじゃいました。えー、読んじゃいましたとも!
おもすろいですよ、確かに。今回は、蓮杖先生まで出張ってきちゃってしかも、<いわし>が好きなエピソード絡みで(助手の三國が先生に反旗を翻す話――語弊あり、いっぱしの研究者になったって事?)
毎回かなりのトラブルに巻き込まれる主人公、陶子には同情を禁じえませんが今回ものっけから散々でしたね(笑)
ある青銅鏡を市で競り落としたのがきっかけで、謎の男達にどんどん罠に嵌められていく陶子。復讐を決意する陶子。が、調べていくごとに明治時代の歴史に隠された、謎が浮かび上がる………みたいな!
つくづく歴史物が好きな事を再発見した<いわし>でした。
もっと三國を!度:☆☆☆
北森鴻 「狐闇」(講談社文庫)です。
所謂「冬狐堂シリーズ」長編2段目って事なんでしょうが、前作『狐罠』の真作、贋作の骨董品業界的なミステリー(なんか違うかも)と打って変わって歴史サスペンスっぽい様相を呈していました(笑)。
どっちかというと、全くの不案内な骨董業界の事を書いてある『罠』も方が興味惹かれるというかなんと言うか……
北森鴻の『蓮杖那智』ものは好きで読んでいたんですけれどジャンキーのあいつらからの紹介を得て読んじゃいました。えー、読んじゃいましたとも!
おもすろいですよ、確かに。今回は、蓮杖先生まで出張ってきちゃってしかも、<いわし>が好きなエピソード絡みで(助手の三國が先生に反旗を翻す話――語弊あり、いっぱしの研究者になったって事?)
毎回かなりのトラブルに巻き込まれる主人公、陶子には同情を禁じえませんが今回ものっけから散々でしたね(笑)
ある青銅鏡を市で競り落としたのがきっかけで、謎の男達にどんどん罠に嵌められていく陶子。復讐を決意する陶子。が、調べていくごとに明治時代の歴史に隠された、謎が浮かび上がる………みたいな!
つくづく歴史物が好きな事を再発見した<いわし>でした。
もっと三國を!度:☆☆☆
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